冬季うつについて
任天堂switchとリングフィットアドベンチャーが欲しいと言い続けて早半年、貯めていたお金はコスメに消えました。
コスメ沼に嵌まるとお金は湯水のように消えていく、怖いですね。
さて、皆様は冬季うつについてご存じですか?
またの名を【季節性感情障害】といい、特定の季節にみられる障害の1つで、高緯度地域(北欧または東北地方等)や冬に多く発症する疾患です。主訴として抑うつ症状、過眠、過食等が挙げられます。冬眠の名残と一説では言われています。
人間は太陽の光を浴びると脳内でセロトニンが分泌されて体温や血圧等の自律神経を整えたりホルモンの分泌のコントロールを保つのですが、日照・日長時間の短い冬はそのセロトニンの分泌が減少して鬱病によく似た冬期うつに陥りやすいのです。
ほとんどが一過性で季節が変われば自然治癒するのですが、鬱病または適応障害に発展する可能性があります。まして昨今のコロナ禍でストレスを溜め込んでいるなかでそのリスクは高くなっていると考えていいのではないでしょうか。
治療するにも、「今病院に行くのは怖い」「一過性ならいいや」と思っている方も多いでしょう。なので、自宅でできる対策をいくつかご紹介していこうと思います。
■まずは食事!
冬季うつは糖類やチョコレート等の甘い物を摂取しがちになりますが、肉類、魚類、ナッツ系、豆乳等の乳製品を積極的にバランス良く摂り入れること。
体内で作れないなら外部から摂り入れる、理にかなっていますね。
■次に日光を浴びる!
起床後すぐにカーテンを開けて日光を浴びる、または外に出て軽い運動や散歩を行うのも有効です。
連日悪天候で日が出ない、外に出られない、という場合は高照度光療法という手もありますがこれ保険適用外なんですよね…(治験にかかる費用の関係で医療器具認定受けていないとの事)軽い運動は屋内でもできるのでやらないよりかはマシかと思います。NHKのテレビ体操でもOKです。
器具自体は個人でも買えるので気になる方は検索してみてください。
いかがでしたでしょうか。自力でできる範囲ですので、少しでも胸のつかえを払って気持ち良く年を越しましょう!
なお、食欲減退、不眠、好きなものに興味を持てなくなった、希死念慮などは鬱病にみられる症状なので医師の診断を受けて下さい。病気は早期発見早期治療が鉄則です(経験者談)
参考文献
vol.23 季節性感情障害 – 小田急グループ健康保険組合
季節性感情障害(冬季うつ病)に対するalprazolamの効果について
鬱病ハンドブック