猫バンバンは年中無休
さて、今年も猫バンバンの時期が来ました。
まあ猫は季節関係なく車の下に潜りこむので地域猫の多い場所では年中バンバンした方がいいのですが。
■なぜ、猫バンバンが必要なのか
猫は敵や暑さ寒さから身を守ったり、獲った獲物を横取りされないように等の習性から狭い所を好みます。野生なら木の虚や洞穴潜むのですが、人間の生活圏にいる猫たちは潜り込みやすい小屋や車に入ってしまいます。
ただの小屋ならまだしも精密機械である車に潜り込んでしまうと、エンジンを掛けた時に内部のベルト等に巻き込まれて猫が怪我をしたりそのまま亡くなってしまう事も少なくないです。それが原因で車の故障に繋がる事もあります。
それを防ぐためにボンネットを叩く猫バンバンが推奨されているのです。
■猫バンバンだけで効果はあるのか
車の下に潜んでいる成猫なら大体は逃げてくれます。
しかし、子猫の場合はびっくりして更に内部に逃げ込んでしまう事があります。そのため、叩いた後にボンネットに耳を近づけて物音や鳴き声がしないか確認した方がいいです。余裕があればボンネットを開けて目視で確認した方が確実です。
■もし内部に猫がいたら
頑張って捕まえて、としか言えないです。
もし自力での解決が難しい場合はJAFに電話して来てもらえるか尋ねてください。その場での加入も出来るそうです。詳しくはサイトで確認。
■そもそも入らないようにするには?
シャッター付きのガレージにするしかないです。
猫除けのハーブの忌避剤を使うのもありですが、自宅でペット(種類問わず)を飼っている方はおすすめはしません。物によっては内臓に悪影響を及ぼす可能性があります。実はこれアロマにも言える。
因みに水入りペットボトルは意味無いです。光る物は苦手ですが、猫の活動時間は主に明け方と夕方なのでペットボトルが光を反射する時間にいないです。
今年はラニーニャ現象が発生しています。
平均気温に変動は無いと言われていますが、過去の統計ではラニーニャ現象が発生した冬は厳冬傾向にあります。寒さをしのぐ為に車の中に潜り込む猫は多いと思います。
車を運転される方は、エンジンを掛ける前にボンネットを叩いてみてください。その一手間で救われる命があります。
~*参考資料*~
JAF(日本自動車連盟)
のるまえに#猫バンバン
夏も「日陰で涼しい」と要注意…人と猫、互いを守る『猫バンバン』 取材したJAFはひと月で22件出動も