二重マスクについて
用事があって御茶ノ水に行ってきたら、映画『すずめの戸締まり』まんまの景色でもう一度観たくなりました。
それはそうと、あそこでやってる工事はいつ終わるんですかね?
さてマスク生活続行の中、二重マスクの研究結果が出ましたね。
そもそも何で二重マスクするのかと言えば、「オシャレなマスクはしたいけど化粧とかで汚したくない。じゃあ使い捨てを間に挟んで使おう!」みたいな理由が多いんですよね。
ついでにマスクの効果が上がってれば良いな、と薄らぼんやり思ってる方もいらっしゃるでしょうが、最新の研究では重ねようが重ねまいが大して効果は変わらないという結果が出ました。
なお、中の人は流体力学ド素人なので結果だけサラッと書きます。詳細は参考資料を読んでください。
■二重マスクの実験結果
不織布マスク1枚(ノーズフィッター無し)…………………69%
不織布マスク1枚(フィット)…………………………………81%
不織布(フィット)+ウレタンマスク…………………………89%
不織布マスク(タイトフィット)………………………………85%
「不織布マスク(フィット)」と「不織布(フィット)+ウレタンマスク」の捕集率と血中酸素飽和度にもほぼ差はなく、PF値(簡単に言えば通気性)では「不織布マスク(フィット)」の方が高い値を示しています。
結果として不織布マスク1枚をしっかり肌にフィットさせるだけで十分効果があるとされています。
※あくまでダミーヘッドでの実験なので、これが万人に適用されるわけではないのでご注意を。
■マスクの効果を最大限生かすには
ノーズフィッター(鼻の部分の針金)をW型にしっかり折り込み、装着時に鼻の部分を抑えながら顎まで伸ばします。最後に両手で全体を馴染ませるように抑えればオッケーです。なお、いったん外してから再び装着する時はマスクの表面を触らないように、何が付いてるか分からないので。鼻の部分抑える程度で良いかと。
ウレタンマスクや布マスクの効果は低めですが、不織布マスクと比べたらの話なのでご自分の肌や体調、天気に合わせてお使いください。
マスクで体調崩したら元も子もないですからね!
▼▼参考資料▼▼
マスクの流体力学
不織布マスク1枚でOK…富岳で検証